そんな疑問にお答えします。
結論、「お金が余りまくっている人以外は、1000通貨単位で始めましょう」
目次
FX初心者・未経験者は1万通貨単位に耐えられない
FXをする際、1万通貨と1000通貨では何が違うかというと、「リスク」が違います。
- 1万通貨単位: ハイリスク・ハイリターン
- 1000通貨単位: ローリスク・ローリターン
1万通貨は1000通貨と比べてリスクが高いんです。
そして、1万通貨の場合、FX初心者だとそのリスクに耐えられないことが多いです。
1万通貨と1000通貨ではどのくらいリスクが違うの?
実際のFXの相場で1万通貨と1000通貨でトレードした時を比べてみましょう。
下記の画像は2019年1月末から2月はじめの実際の米ドル円の相場です。
例えばピンクの矢印の部分109.750で買ってしまったとします。その後一気に下がり、MAX108.500まで下がっていますね。
そのとき1万通貨と1000通貨ではどのような損失になるでしょうか?

109.750 → 108.500まで値下がりした際の損失はそれぞれ下記です。
- 1万通貨の場合: 1万2,500円の損失
- 1000通貨の場合: 1,250円の損失
1万通貨の場合、会社員として働いた1日の給料分ほどを失ってしまいます。
千通貨の場合は、これだけ値下がりしても1,250円です。ランチを我慢すれば取り返せる金額です。
1万通貨なら数千円、1000通貨なら数百円の損益
トレードスタイルにもよりますが、1万通貨なら数千円程度、1000通貨なら数百円程度、1回のトレードで損益が出ます。
数千円の損失が「キツイ」と思うなら1000通貨単位を選びましょう。
「お金あり余ってるから余裕」という場合なら1万通貨単位の会社でも良いでしょう。
ただ、1000通貨単位のFX会社でも1万通貨でトレードできるので、FX初心者には1000通貨単位をおすすめします。
FX初心者の落とし穴:1000通貨単位非対応の会社が多い
FX初心者への落とし穴は1000通貨単位に対応しているFX会社が少ないことです。
FX会社で定番の「DMM FX」や「GMOクリック証券」は1万通貨単位からの対応です。
つまり、「FX会社選びを間違えると、1000通貨単位の存在を気づかぬまま、高いリスクでトレードするハメになる」ということです。
僕自身も、DMM FXでFXを始めてしまい、速攻お金を失いました(»プロフィール)。これはまずいと思い、きちんと調べ直して1000通貨単位のFX会社で口座開設し直しました。
»1000通貨単位対応の初心者おすすめFX会社
1000通貨で経験を積もう
「FXの本当のデメリット【初心者の障壁】」で紹介したように、FXのデメリットは「FX初心者がプロと同じ土俵で戦わないといけないこと」です。
生き残るためには、致命傷を負わずに経験値を積むことが重要です。
FXは稼ごうと思うと負けます。安定した精神状態で戦えるよう、少ない通貨単位で、まずはFXに慣れることから始めましょう。
1000通貨からはじめ、2000通貨→3000通貨→5000通貨→7000通貨→1万通貨とステップアップしていきましょう。
まとめ
「金持ち以外は、FX初心者は1000通貨単位を選べ」という話でした。
これだけで、FXへの恐怖心を軽減することができます。
僕自身も失敗したことなので、FX未経験者には通貨単位の重要性を知ってほしいです。
僕のおすすめする1000通貨単位のFX会社は下記です。
「FXのやり方」も解説しています。初心者はチャートの形を1つ覚えることから始めましょう。
というわけで今回は以上です。